2話目【実力偽装】
2話目もサクサクやっていきましょうね。
このあたりからウェブ版と単行本版出てくるのですがここではウェブ版をもとに書いていきます。
- 「シト様は私に文字を教え~~」(異世界転生視点)
いきなり話がめっちゃ飛んでるように見えますが、ええ、異世界転生ものにおいて、奴隷となった美少女をなんだかんだあって助けたりその子に一般相当の教育を施したり生活を送らせるといったことは、非常によくあることなので盛大にショートカットしましたね。
何があったかはイメージで補ってください……と言いたいところですが漫画版第2話や単行本版ではそのあたりに若干の補填があります。あまりにエグゾドライブ的なので読んでください。
端的にいうと異世界に日本の食べ物を持っていくと大体とんでもなく受けます。何せ異世界は滅亡寸前なので、レギュレーションを問わず食糧事情などに根本的に余裕がないからです。なのでこういった工場を作ることは事実上金の心配がなくなることになりますね。
もちろん全く同じ動植物があるわけではないので完全に一致することはないでしょうけど、類似のものを作るだけで相当効果があるでしょうね。
このような知識を持ち込むだけで活躍しているパターンの作品も少なくはないです。
- か、彼女、とか……じゃないし!(ホビーアニメ視点)
良いデスネー青春デスネー。
ホビーアニメにおける素人視点の幼馴染が鉄板という話をしましたが、その幼馴染が主人公に好意を抱いてるけど主人公は気づいてないという構図もとても一般的です。主人公は大体競技バカなので当然気づきません。
冒険者ランクの話をしておきましょう。
だいたいの場合、冒険者には格付けがあります。まあ会社でも役職とかある以上はもちろん経験や能力に応じてギルドが区分を付けることは合理的であるといえるでしょう。
そしてランクの表記についてはほぼ統一されていて、アルファベットのF~A、Sが用いられることが多いです。あるいは銅、銀、金のような金属名を用いるパターンもありますが、ほぼほぼこの枠内に収まります。エグゾドライブの異世界は全てアルファベットのE~の形のようですね。
経歴等関係なく最下級から始まり何かしらの実績や試験等で上げられることが多いです。最近は割と飛び級もするみたいですね。ストーリー上都合がいい程度のランクまでポンポン上がることが多いです。
- 国家公認勇者(異世界転生視点)
転生者と言えど実績は積み重ねる必要があり、さきに積み重ねた先達がいるのは当たり前のことでその人が一般的に高い評価を受けることは何らおかしなことではないでしょう。
ですが異世界転生ものにおいて「国家に認められた強者」というポジションのやつは概ねくそ野郎です。単純にそのあまりにも大きなネームバリューが当て馬として便利だから、という作劇上の理由だとは思うのですが、この作品内においては別の視点もあります。「滅亡寸前の世界の国家はそりゃ腐敗してるだろうしそれに認められた強者はもちろんくそ野郎だろう」という理論ですね。
というわけで異世界の公認勇者は大体くそ野郎ですのでぶっ飛ばせますし、有名なくそ野郎なのでぶっ飛ばすとIPがおいしいボーナスキャラです。ムンデルクでしたか。とてもいい餌ですね。
- 「……まさか、【酒池肉林】を!」
これただの感想なんですけど、2話冒頭で「召使はメリットであるとともに損失すればデメリットが大きい」って話しておきながらその話の中で「当然それを覆すCメモリも存在する」って流れ持ってくるの美しすぎて鼻血出ますね。
- 女性の権利(異世界転生視点)
ないです。
というか奴隷とかいる世界ですから普通に人権がしっかりしてないです。まあだからこそ仲間にしたり旅したりも簡単ですしね。良し悪しですよ。
いや、正直あれですね。あまりに作中の解説がしっかりしてるので解説的なことはする必要ないですね。もっと感想文にしましょうか。