【全種適正】
本来のスキルツリーを無視して、あらゆる通常スキルを直接習得することができる。上位スキルも直接習得することが可能だが、同等の上位スキルの作成が可能なIP量に到達している必要がある。
スキルのところで少し説明しましたが、転生時のアバターによってランダムにスキル傾向、成長傾向というのがスキルツリーや限界として定められるわけですが、このCメモリを使うとスキルの取得に関してあらゆる誓約を解除します。
【超絶成長】などとは成長に倍率がかからず限界を突破できない代わりに身体面だけでなく社会系など1枠であらゆる方面に対して成長する点が異なりますね。当然組み合わせればそれこそ無限の組み合わせから成長できるまさに万能の体現となるわけです。
とはいえレギュレーションや対戦相手から必要な能力はある程度絞り込めるわけで、このCメモリを使うよりはそれに適したCメモリを設定した方がいい場合も多いでしょう。
そのなかでこのCメモリを使うのは「何かしら現地で柔軟に対応すべきことが想定される」ときになるのではないでしょうか。
さて、異世界転生視点から見た時、これをチートとしているものは割とあるように思います。
わかりやすい例で言えば「普通の人は一部の適性のある魔法しか使えないが、すべての魔法の適性がある」チートなどでしょうか。あらゆる分野において、という表現をされることは少ないですが、こと魔法の才能という分野においては結構見られたチートだと思います。