【超絶成長】について スキルについて
主に身体能力に関するスキルの成長倍率を大幅に上昇する。また、身体能力に関するスキルの成長上限がなくなる。単純かつ強力な
C メモリであり、基本のハイパー系三種の一つである。主な使用者は剣 タツヤ。
1話目のタイトルを飾るシンプルで基本的なデザインのCメモリ。
作中では「経験値」という言葉が使われているが、転生時にそのような数値は視覚化しない。異世界転生において成長は主に保持するスキルによって表現される。そのスキルのうち身体能力、つまりシンプルな物理戦闘力が成長しやすくなるのがこのCメモリです。
ホビーアニメ視点で見ればこれほど基本的なCメモリもない。カードゲームにおける攻撃力が高い効果なしのモンスターくらい基本的。
異世界転生においては殴るだけで解決しないことも少なくないが、殴れるならまずこのCメモリが候補にあがるでしょう。何せ自分という最も信用できるものを戦力とできるのですから。一方で例え『単純暴力』レギュレーションでもこれを用いない選択肢もある。単体戦力ではなくチームや一軍をもって戦力とする場合など、たとえ向いているレギュレーションでも一強とならず、使わない選択があるからこそ競技であり娯楽たりえるのだから。
一方で異世界転生視点で見た時はなんというか……地味。そんなチート見たことないという人もいるかもしれないですね。
訓練した時のリターンが大きい、というのはチートとして表現されることはほぼないと思われます。ほかにチート時見た能力を持ってる中で、副次的な要素で描写されるか、あるいはチートとしてもっと理不尽なほどに強化されるか。聞いた噂によると呼吸しているだけで強くなることもあるそうで異世界転生は世紀末だなぁ……。
ホビーアニメとしては同じCメモリを使っていても訓練にかける時間や技能、熱意、編成で差が出るというのは良調整ではあるのですけどね。
ついでにここで、チートスキルではない「スキル」について。
端的にいうと名称化された能力。チートスキルは無類の能力を持つが、4つしかないためスキルを含めてようやく総合的な戦力といえるでしょう。
端的にいってしまえば、すごいと強い、多いと多彩。
大体スキル名のあとのランクがすごいと強い。単純に上位スキルになったりする成長もあるらしいがそのあたりの詳細は語られていない。
スキルが多いともちろん選択肢が豊富なのですごい。とはいえ使わないものを持っていても純粋に邪魔だし場合によるとほかのスキルの邪魔になるので無制限に取るのも問題ですけどね。普通はたくさんスキルを表示されると「すげー!」ってなる一方わけわかんなくなるものですが、この作品はそのあたり主だったものだけ書いて「他○○種」でくくって見せるので両立が図られていて本当にすごい。
作中ではスキルツリーについても言及されています。どうやら転生後のアバターによって生まれつき取得できるスキルに限度や方向性があるようです。まあそこも【超絶成長】のように限度をなくすチートスキルがあったりするので基本的には問題としては扱われない話ですが。そのあたりも含めて【超絶成長】は転生者が殴りこむにあたってやはり強力な選択肢と言えますね。