超世界転生エグゾドライブ深海考察

カクヨム産小説「超世界転生エグゾドライブ」について思いつく限りいろいろ書いていくやつ。

1話目【超絶成長】

さあどんどんいきましょうね。

 

便利ですよね没落期族。貴族なので最低限の知識を集める下地を持ちつつ、没落していることで成り上がる余地があって。タツヤのような速攻型にとっては望ましい出生だと思います。異世界転生って基本的には出生ランダムらしいんでここでこれを引くのはシンプルに強運ですね。

 

  • 超世界ディスプレイ

この場合の「超」はすごい!の方じゃなく世界を超えるという意味でしょうね。ええ、さりげなく飛んでも技術出してきます。これ一般的に使われてるってマジ?

ついでのように異世界についての補足として時間の概念が異なることが述べられていますね。まあむしろ共通することのほうが驚きですから、違う方が当たり前です。

驚くべきはその異世界ごとの法則を解析し任意に読み解くことで編集、俯瞰、速度調整していることですね。便利すぎるぞ。

 

いい子ですよね。幼馴染、初心者。IP20,129を何となくすごいんじゃないの?って言ったり基本的に読者の視点に寄り添ってくれるキャラです。この子と一緒に読んでいきましょう。

実際ホビーアニメにこのポジションのヒロインはつきものです。ホビーアニメ以外のスポーツものとかにもよくいますかね?ほぼ部外者のポジションでいつでも新鮮な初心者成分をもらえます。

 

  • 大葉ルドウ、黒木田レイ

初心者がいるところに熟練者あり。解説ポジションは基本。とはいえダークサイドとライトサイドまとめて持ってきたな……。

解説としては全体的にわかりやすいので任せます。

 

  • 赤溶竜グラジャルグ(異世界転生視点)

神竜の1柱、神造災禍……まあ単純暴力レギュレーションでもあっておそらく理性がない、あったとしても話を聞かない系のドラゴンみたいですね。ぶん殴っていいやつです。

ドラゴンってやつは神様に相当する扱いであったりもして、ぶん殴っちゃダメな奴もあり得るので気を付けてぶん殴りましょう。困ったら河原で喧嘩ルートに派生です。

 

  • ファイゲルツ公

滅亡寸前の異世界にいながらあまりに常識的な人物で涙が出てきた。しかもこの様子だとタツヤは物心ついたころから転生のこと話してるみたいだからそんなおかしな子供を持ちながら個のリアクションができるの逆にタダものじゃないまである。

 

いや、まあ、あれなんだけど、異世界転生ではとりあえず冒険者になっておくと何でもできるんで神様ぶっ飛ばすの前提が冒険者になるのは間違ってないんですよね。

冒険者とか言う戦闘技能しか担保されてないのに身分証明される職業、とりあえずとっておくのに便利だし特にしがらみも拠点も不要。ならない理由はなく、結果を残せばバックアップを受けられる。バックアップを受けてさらに大きな結果を残して……というループができ、とりあえずなっておくだけでどんどんでかいことができるわけですね。

さらにこんなならず者生成器にはもちろんならず者が集まります。つまりぶっ飛ばして実力を見せつける相手がいる。

無限の可能性を持った職業、それが冒険者。IP的にもならない理由がない有能職それが冒険者

 

  • 世界脅威レギュレーション

異世界ごとの滅びの危機を分類したものですね。その内容によってどのように異世界転生するかは変わるので大戦時のレギュレーションとなってるわけです。『単純暴力』レギュレーションはシンプルで、ラスボスをぶん殴ればいいやつですね。もちろん相応の戦力は必要となるでしょうけど。

その他、世界の資源をとりつくしてしまった『資源枯渇』や衛生状態に世界レベルの問題がある『疫病蔓延』のようなぶっ飛ばすだけでは解決できない類のレギュレーションもある。

 

  • 塵殺のジャイボル(異世界転生視点)

1セリフ中で登場から退場まであまりになめらかすぎて思わず二度見しちゃいますね。冒険者ギルドの初心者に絡んでくるくそ野郎の例としては余りに理想的です。

補足ですが異世界にはこういったタイプに限らずくそ野郎がたくさんいます。何せ滅びに向かっていますからね、世紀末な感じになっているんです。

 

ポケモンのとくせい……じゃなくて熱血主人公タイプにありがちな奴ですね。タツヤ君は定石を知らないニュービーであると同時に思考より直感を重視するタイプなので一般的な転生とは少し違うのでしょう。それでも大きくずれないのは直感的とはいえ政界を引いているという有能さの表れてもあるんでしょうね。

 

いやツッコミどころ多いわなんだこの作品は宝箱か?

登場したチートメモリ【超絶成長】【絶対探知】については別記事にまとめます。